無料相談はこちら
本工事は、自走式立体駐車場の防水機能が低下していたため、改修を行ったものです。 既存の防水層は経年劣化により剥がれやひび割れ、膨れなどが見られ、防水性能が十分に発揮できない状態でした。まず、機械式の剥離機(イノベテック社製)を使用して古い防水層を丁寧に撤去し、下地をきれいに整えました。その後、床研磨機で表面を平滑にし、集塵機で粉じんを取り除いて、新しい防水層がしっかり密着するように下地を仕上げています。 防水工法は、ウレタン塗膜防水とFRP防水を組み合わせた複合仕様とし、柔軟性のあるウレタン層の上に強度の高いFRP層を施工することで、耐久性と防水性の両方を高めました。そののち、駐車ラインや番号を再塗装して、見た目にも美しく整えています。 完成後の駐車場は、表面の光沢も戻り、防水性能・耐摩耗性ともに向上しました。これにより、長く安心してご利用いただける状態となっています。